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ニュージーランドの先住民 マオリ

1. ニュージーランドの先住民 マオリ

 ニュージーランドの先住民

カパハカ(kapa haka) ハカ(Haka) マオリ族 ニュージーランド 歌詞 意味 女子 踊りニュージーランドの先住民は、「Māori(マオリ)」です。スペルは、Māori(長音記号付き)、Maori の違いがありますが、「Māori」を正式表記とします。マオリ語の伸ばす長音の発音の上のバーの記号を外して、英語表記するときには、 Maoriとも記載します。長音付きの「Māori」が推奨ですが「Maori」も簡単な表記として良く使われます。日本語では、「マオリ族」と言われることも多ですが、呼び方としては、「族」にあたるような言葉は、現地ではつけることはないです。「Māori」は単数・複数は同じ形です。

2.マオリの起源

マオリは、ポリネシア起源のニュージーランドの先住民

マオリはポリネシア航海民を起源とするニュージーランドの先住民族です。独自の言語(Te Reo Māori)と儀礼・アート・文化・社会システムを維持しています。
現在も政治・教育・スポーツ・芸術など幅広い分野でニュージーランドで重要な地位を示しています。

ポリネシア航海と渡来の物語

星や海流・風・鳥の動きを読み取る伝統航法を用いて、遠洋からニュージーランドへ渡ってきたと伝えられています。
「カヌー伝承(Waka)」は各地域の歴史物語の核となっています。

部族の(whānaui/hapū/iwi)という社会構造

whānau:拡大家族・親族単位。直系+いとこ・祖父母なども含む“ファミリー”。
hapū:同系の支族/亜部族。複数のwhānauが集まった地域的・機能的な単位です。
iwi:部族(民族集団)。複数のhapūで構成され、広い領域と歴史・系譜を共有します。 とくに、whānauとiwiは、現地の会話でも良く出てきます。各々、ファナウ・イウィと発音します。

3. 欧州との出会いから現代まで

交易・宣教・条約締結という転換点

欧州の白人の人々の渡航は、外界との接触、交易、マオリへの宣教を広げることとなり、 条約締結・マオリへの統治へつながりました。
歴史的には「欧州との接触→条約→統治→復権運動」の大きな流れがあります。

現代の復興:言語・文化・教育の再活性化

20世紀後半からte reo Māoriの復興と、伝統的文化の再評価が進展しており、学校・メディア・公的表示でマオリ語の重要性が増しています。
公的発信、校内式典では、マオリ語の挨拶が必ず、開始時に始まります。

4.ワイタンギ条約 ー ニュージーランドで最も重要な条約

条約締結

1840年 ワイタンギ(ベイ・オブ・アイランズ地方)で条約案が提示され、1840年2月6日、最初の署名(40名超)がワイタンギで行われました。その後は、同年9月ごろまで(約7か月)NZ全国およそ50の集会を巡回し、合計9枚(英語版は一枚、残り8枚はマオリ後)シートに500名超が署名。

解釈の齟齬

当時の英国王は、ヴィクトリア女王(Queen Victoria)でしたが、英語版の署名された署名には、「主権(sovereignty)」の全面委譲が書かれており、マオリ語版にはマオリ側に「kāwanatanga(統治)」付与 および「tino rangatiratanga(首長権)」を保持できると読み得る内容で、解釈差が生じ、齟齬を生まれました。そのため、英国側の理解・運用が、優先され、英国側に優位に進む原因となりました。その後、マオリの土地の売却などを巡って、NZで政府とマオリの内紛の戦争が始まりました。

5.和解プロセスと共同管理

和解の仕組みと共同管理

その後、1975年にワイタンギ審判所が設置され、マオリへの補償・土地返還・謝罪の包括的な枠組みで整理されています。条約の原則のガイドライン(ワイタンギ条約趣旨を現代行政へ適用するためのガイドライン)も出されています。
金額や土地面積だけでなく、自然・文化・言語の回復効果も評価対象に入っています。その後、川・山・国立公園・博物館などでの共同管理が行われ、資源保護と地域経済の両立を目しています。

6. 旅行者・留学生のためのマオリ文化マナー

marae訪問

「marae」は、マオリの集会場で、マオリのコミュニティーでは大変重要な場所です。ある程度の期間をNZで過ごすと、marae訪問の機会もあると思います。marae訪問時のマナーを記載しました。
到着前:服装は清潔で落ち着いた色にし、帽子をかぶっている場合は、建物内脱帽します。携帯はマナーモードにします。
ー集合:訪問団は入口付近でまとまり、代表者の指示がありますので、その指示に従います。男女で入場の順番もあり、指示を受けます。
ーpōwhiri(マオリ歓迎儀式)開始:呼び入れ(karanga)があるまで敷地に入らない。指示があれば靴を脱ぐ。
ー入場:案内に従って前後に列を組み、静かに入る。撮影は合図が出るまで控えます。
ー スピーチとwaiata(歌):主に代表者が挨拶を述べ、続いて短い歌で締める。見学者は静かに傾聴。
ーhongi/harirū(挨拶、握手):希望者のみで可。相手の目線・合図を見て、握手をしながら、額と鼻をつけます。
ー kai/hākari(食事):食事エリアのルールに従います。

7.ハカ(haka)は、戦いのための踊りだけじゃない!

儀礼全般の表現

ラグビーのオールブラックスのハカのように、マオリのハカは、戦闘の前の踊りという意味合いで捉えれているかたも多いと思いますが、マオリのハカは、その他にも、歓迎・哀悼・祝意・抗議など、多様な生活的な文脈で、演舞されます。
特マオリのコミュニテイの表現としてのハカは、多彩です。

旅行者、留学生の注意点

旅行者・留学生は、マオリ文化体験ショーなどで、ハカを見る機会があっても、ハカを動画や写真として撮影できないこともあります。もちろん、ハカやハカを演舞するグループが動画や写真の撮影許可を許可する場合は、許可された部分のみを撮影することはできます。

8.マオリの人口とNZでの居住地

人口の概要と世代構成

最新の調査では、約17.8%です。マオリの人口は近年も増加基調で、相対的に若年層の比率が高いのが特徴です。

居住地の分布

オークランドなどの大都市圏に多く居住する一方、民族としてのiwi(部族)の地、地域コミュニティにも根強いマオリを中心とした拠点が多くあります。マオリの人口比率が高い都市、地域は、ギズボーン、ファー・ノース(北島の北方の先端の地域)、ファカタネ、ロトルア、ポリルア、ワイトモ、ハミルトンなどです。

9.マオリとアボリジニー

国・言語系統・社会の成り立ち・文化の違い

マオリはニュージーランドのポリネシア系、アボリジニーはオーストラリアの多様な言語・文化を持つ先住民で、起源・社会構造・儀礼は別系統と考えられます。
マオリは西暦1250〜1300年ごろにポリネシアから長距離航海でカヌーで渡来、社会組織は、マオリは whānau(家族)→hapū(氏族)→iwi(部族) の構造とmarae(集会場)中心の社会です。アボリジニーは、オーストラリア大陸に数万年以上(5万年規模)の連続で居住していたエビデンスがあり、クラン(skin groupなど)や言語集団を基盤に、広域の交換・儀礼ネットワークが社会の構造となっています。
ダンスやアート、ボディーアート(マオリのモコ[Moko])、彫刻などの表現も、マオリとアボリジニーでは特徴をが異なっています。興味がある方は調べてみると理解が深まるかもしれません。

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